高知県西土佐 I様邸

高知県の山間に住まわれている９０代のおじいちゃん宅。

厳格で几帳面で、かつ温かいお人柄がとってもすてきなおじいちゃん。

お家の中はいつもきれいに整頓されていて驚きました。

冬は雪が積もるほど寒い地域。

「みんなが集まった時に薪ストーブがあったら暖かいし良いよね」

「薪ストーブクッキングもできたら楽しいよね」

と、親族一同の想いが集まって薪ストーブを設置することとなりました。

 

薪ストーブを設置するLDKから隣室までが壁で隔てられているため、

その壁を撤去して寝室に暖気が行きやすいようにもすることとなりました。

ムーミーの親会社が五寸柱の家 竹本建設なので、

薪ストーブ設置に伴った、リフォーム工事なども安心してお任せいただけます。

 

 

薪ストーブ設置工事とリフォーム工事の模様

この壁の裏側が隣室の押入になっており、そこを撤去し、暖気が行きわたりやすいようにします。

 

 

壁撤去完了。残念ながら写真がありませんが、このあと壁下地まできれいに仕上げました。

第２期工事でキッチンのリフォームをすることになっているので、その際一緒にクロス工事を行います。

 

つづいて、薪ストーブ取付工事。天井や屋根を開口していきます。

 

 

 

開口部分の補強もしっかり行っています。

 

 

煙道も取付。

 

 

 

煙道を透湿防水シートで覆います。

 

 

そして板金屋さんが、板金や水切りを取り付け。

 

 

煙道内には、専用の頑丈な金物を取り付けし、

NOVA断熱二重煙突をしっかり固定していきます。

 

 

おじいちゃんが見守ってくれる中、最後の仕上げ作業を行い、無事に取り付け完了。

「こんなに丁寧な工事をしてくれる人はおらん。」

と嬉しいお言葉をいただきました。ありがとうございます。

 

外部もきれいに仕上がりました。

 

 

 

早速、お使いいただけるように火入れ式とご説明をさせていただきました。

 

 

「安全に薪ストーブライフを楽しめますように」

と願いを込めながら、 二礼　二拍手　一礼。

 

 

 

塩払いでお清め。

 

 

いよいよ着火！

火入れをして、慣らし焚きを行っていきます。

※「慣らし焚き」とは・・

新しい薪ストーブを一気に高温で焚くと、鋳物のひずみや破損の恐れがありますので、

ストーブサーモメーターが 260℃以下の状態で3～4回に分けて焚き、温度の上昇と冷却を繰り返します。

これによって、 鋳物の接合部を馴染ませることができ、耐久性も向上します。

当社では、 この慣らし焚きを時間をかけて、 きっちり行っています。

 

 

無事に火入れできたことをお祝いして乾杯。

ぶりしゃぶまでごちそうしていただき、ありがとうございました。

とってもおいしく、心と身体に浸みわたりました。

 

 

慣らし焚きを行いながら、

薪ストーブの使い方から注意点、 薪ストーブの楽しみ方などをじっくりとお話させていただきました。

「こんなに暖かいなら、ばあさんが居ったときにつけとったらよかったなぁ。」とおじいちゃん。

 

 

そして、翌日。

薪を納品させていただきました。

週末は、ご家族で薪ストーブを囲み楽しまれているそうです(*^^*)