斧の修理
先日Y様から
「また、斧の楔(くさび)が飛んじゃいました~」 とのご連絡がありました。
ちょうど一年程前にも、 Y様の斧の楔が飛び、 当社で修理していました。
今までで、 斧の楔が飛んだのは、 その一件だけだったのですが、 またしてもY様の斧!
『今年も、 薪をた~くさん割られたんだろうな~。』
と思いながら お伺いすると・・
薪ストーブシーズンが終わって 薪が減っているはずの今の時期・・
シーズン前より薪が増えているのです!それも、うんとたくさん!!
すごいっ!!! ムーミーも見習いたいところです。
そして、その斧がこちら。
木の楔と鉄の楔が、 抜け落ちた状態でした。
新品の斧と比べると、 この違い!
誰よりも薪をたくさん割られるY様にと、
今回使用した楔(くさび)がこちら✩
片面がギザギザになっており、
一度入ると、 抜けにくい形状になっています。
長さもこれだけ長く、 このように入っています。
これだけの楔を2本打ち込むとなると、
簡単には入りません!!
大きなハンマーで、 しっかり打ち込んでいきます。
途中段階。
さらに、 頑丈に打ち込み続けて・・
完成です✩
純正の斧の楔と比べると、 この違い✩✩
木の楔は、 一度抜けてしまうと、
それを、 再度打ち込んでも 抜けやすいため、
新しい楔に取り替えた方が良いのですが、
今回打ち込んだ楔は、 鉄楔ですので、
ハンマーで再度打ち込めば、 締まります✩
働き者の斧さんなので、 頑丈かつ、
Y様ご自身でも メンテナンスがしやすいように 修理しました✩
Y様✩
グレードアップした斧で、
さらに増えた薪を見るのを 楽しみにしています✩
Y様の本革ケース、 めっちゃ、かっこいい・・♡