今治市O様邸 薪ストーブのお部屋を増築
「ハウスメーカーで建てたお家に薪ストーブを設置したいけど、家に穴を空けることができない決まりになっているのですが、どうにか付けられないでしょうか?」と、ご相談いただいた今治市のO様邸。
<設置前の外観>
薪ストーブを設置するには、屋根または壁に煙突を抜くための穴が必要です。O様邸を建築されたハウスメーカーの規則上、お家に穴を空けられないのであれば、既存のお家に穴を空けることなく、薪ストーブのお部屋を増築するのはどうでしょうか?と、プランとお見積りをご提示し、打ち合わせを重ねました。
納得のいくプランが決まり、早速工事に入りました。
ムーミーの親会社は家づくりのプロ 五寸柱の家 竹本建設です。薪ストーブと家づくり、どちらの知識も兼ね揃えているため、今回のような建築が関わってくる工事も、スムーズにご提案可能です。
<工事の様子>
基礎工事が終わり、土台を組んでいるところです。
続いて、木組みの様子。
五寸柱の家 竹本建設は、地震に強い家を建てているので、今回のように既存のお家に金物で固定できない場合でも、ビクともせず、強度も安心していただけます。
FRPの下地に、構造用合板28mmを使用し、強度もアップ。
この上にさらに、断熱のための空気層を設け、水勾配も取りながら、構造用合板28mmをもう一重貼っていきます。
夏は涼しく、冬はあたたかい独自の空気断熱を施し、透湿防水シートで覆ったところです。
そして、既存のお家に合わせて外壁はタイルを貼るので、その下地材を張ったところです。
そして、タイル屋さんにて外壁タイルが貼られているところです。黙々と、丁寧な工事をしてくれる職人さんです。
白タイルのラインが、アクセントになって良い感じです。
工事中、「早速薪を集めているので薪棚も作って欲しい。」とのご依頼を受け、薪棚も作製して納品させていただきました。
木のぬくもりたっぷりの薪棚で、お庭がよりやわらかい印象に。
そして、いよいよ薪ストーブを設置していきます。
専用の支持金物を躯体にしっかり固定し、煙突を固定していきます。
いよいよ薪ストーブのアンコールが運び込まれました。
薪ストーブと煙突を接続し、ウォーミングシェルフを取り付けているところ。
設置完了です。
窓には、木製のブラインドを取り付け。
ブラインドの角度を変えることで、簡単に日差しの調節ができ、木製なので高級感もあります。
<完成した外観>
外壁タイルの陰影がかっこよく、既存のお家にも良い感じに溶け込みました。
少し肌寒くなってきたら、いよいよ薪ストーブ始動!
秋口に火入れ式をしながら、薪ストーブの使い方~楽しみ方までレクチャーさせていただきます。
秋が待ち遠しい~*