火鉢の道具~その参~
火鉢の道具、最終章です。
まず、こちらは、簡易台十能。
安全に炭火を運ぶためのもので、
ムーミーでは、
薪ストーブで熾(おこ)した炭火を七輪へ移動するのに使っています。
続いてこちらは、ダルマ火消し壺。
その名の通り、
炭火の火を消したいときにこの壺に入れます。
そして、消した炭をまた次回に使用することができるのです。
お次は、炭取り(炭取り箱)と火ばさみ。
小分けした木炭を入れて、
囲炉裏や火鉢のところへ運ぶための箱です。
炭取りのフタをお盆がわりに使ったり、箱膳として使うこともできます。
そして、備後円座。
この備後円座は、国産の良質なイ草を使用しており、
1日に1枚ほどしか作れない手作りの品。
今では生産者も少なく、
伝統を受け継ぐ一部のお年寄りで生産されているそうです。
売り切れ時は数ヶ月待ちだとか。
最高級といわれる備後(広島)のイ草でつくられており、
光沢・耐久性ともに優れ、とてもよい香りがします。
注文していた、火鉢の道具は以上です。
これから、
大切に使っていこうと思います。