重要:ストーブ周りの再確認
ポール・キャスナ―さんの
「薪ストーブのある暮らし」より、
再度確認しておくべき事柄が
掲載されておりましたのでご報告させてください(^v^)
寒い日が続く毎日、
薪ストーブの火が我々の生活空間(家や体や心のこと)を暖かくしてくれています。
私たちは薪ストーブユーザーであり、
そして薪ストーブのプロフェッショナルでもあります。
毎日皆様の安心のために働き、そして薪ストーブの研究をし続けております。
その中で色々な情報が入り、時々不安を感じることもあります。
「薪を乾燥させながら薪ストーブを使用しても大丈夫か?」の問い合わせが増えているので、そのことについて明確にしたいと思い今回のコラムにしました。
薪ストーブの近くに薪を置いて乾かすのは基本的にダメです。
「薪がよく乾いていないのでストーブの熱で乾かせるかな」と考える方がいます。
薪ストーブの周りはかなり熱いです。
横に薪を立てかければストーブの熱で確かに乾くが、
その薪が倒れてストーブに触れてしまう可能性が十分あります。
直接薪ストーブに触れなくても、横に置いただけでも薪が燃えた事故もあります。
木製家具やソファーなど燃えやすい物をストーブ近づけるのは危険です!
薪も同じことです。
どれぐらい離せばいいかは、メーカーの取説や各地域の火災予防条例に定められているが、一般常識的にストーブの周辺に燃える物を置いてはいけません。
これらについては薪ストーブ専門店にも指示を仰いでください。
とにかく薪ストーブのすぐ近くに燃えやすいものを置かないことが一番基本です。
Safety First!
乾いていない薪をストーブで乾かそうとすること自体が問題です。
基本的に屋外で自然乾燥した薪を使うのが正しいです。
これはまだ心配です・・・もっと離れた方がいいです。
ここら辺ならば大丈夫です。
金属製のバケツにも焚き付け入れにしています。
小さなツール入れにも良い。
シャベルやミトンラック、トングを入れればストーブ周りが整備されます。
薪をストーブの側に立てて乾かすことも危ないでしょう!
薪が「生」だから「燃えない」ということはないです。
数時間でも点火の恐れがある。
このように薪を立てて置いても大丈夫と思うことが間違いです。
薪ストーブの熱で燃える可能性があるよ!
細い薪は安定が悪いので倒れやすい。
ストーブに向いている面が先に乾きます。
その面が縮んでストーブの方に倒れる可能性がある。
薪の生乾きに困ってこのような工夫をしている方がいるようです。
驚きますが、ソーシャルメディアやブログなどで「こうやって薪を乾かしていますよ」と自慢してこのような写真をアップする方もいます。
それを見て真似する方もいらっしゃるでしょう。
しかし、危険性が高すぎるので基本的に燃えやすいものを薪ストーブから離れた場所に置く習慣をつけましょう。
ストーブの周りに燃えるものを気をつけましょう。
特に注意したいもの;
・着火剤
・紙類(雑誌や新聞)
・洗濯物
・かご
・薪や焚き付け
・木製品(家具など)
・プラスチック製のもの
・発火製のもの(マッチ、ライター、液体燃料、スプレー缶など)
ストーブの周りを確認しましょう。
「薪ストーブのある暮らし」より。
薪ストーブと共に楽しく暮らすためには
まず安全第一!!
再度、薪ストーブ周辺をご確認ください。
そして、
引き続き、薪ストーブライフをお楽しみください(^^♪